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 配置問題(2)



答え合わせというか、当時の私の方法を以下に。
皆さんどう考えたでしょうか。
図のようにA,B,Cの3名を配置します。

工事車両同士の基本的な優先順位は「現場に入る車両優先」にします。現場から出ようとする車両を、Cが毎回止めます。この位置で止めておくと、現場に来た車両が入って行ける。現場から出ようとする車両がBの近くまで来てしまうとダメですよね。
Aは、近くまで新たな工事車両が向かって来ていないのを確認した際に、Cの所で待機している車両をBの所まで送れと合図します。この時は誘導灯を小さくクルクルする合図にしていました。大型ダンプなんかはスタートがモタつきますよね。敷き鉄板ゾーンは直角に曲がる箇所もあり、Cの所から発進させてもゲートを出るまでに時間がかかってしまいます。なのでチャンスがあればBの所まで来させます。
あとはBが現場前道路の一般車両の隙を突いて工事車両を出します。この時もなかなか隙がないケースがあり、初動となるAからのチャンス報告はとにかく重要です。
図を再掲。


Bがなかなか隙を掴めない場合は、Aが一般車両(図の上方から下りて来る車両)に止まって貰って、現場前道路の車両数を減らします。とはいえ、多くの時間帯において横断歩行者は多いので(つまり一般車両は放っておいても止まるので)、Aがわざわざ一般車両を止めに入るケースは非常に稀でした。

以上の手順で、工期およそ2年半の前半を自己無し苦情なし(後半はゲート位置が変わり少しやりやすくなった ╹◡╹)
ちなみに、現場を出た工事車両が横断歩道へ左折する際は、横断歩行者がいればAが笛などでドライバーへ知らせます。今思うと、状況説明が少し雑な出題でしたね(╹◡╹)失礼しました。

(過去のブログより転載)


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